2019年製作/112分/G/アメリカ・イギリス合作
2020年9月 公開
原題:Hitsville: The Making of Motown
(C)2019 Motown Film Limited. All Rights Reserved
公式サイト
ビートルズやローリング・ストーンズが憧れ、日本を含む世界の音楽に影響を与え続けているモータウン。愛称はヒッツヴィルUSA。米ミシガン州デトロイトの西グランド通り2648番地にある一軒家を拠点に、若者に向けたポップな音楽を発信し、アメリカン・ドリームを実現させた。
創設者はベリー・ゴーディJr.。1959年、家族から借りた800ドルを資金にタムラ・レーベルをスタートさせ、モータウンの歴史は幕を開けた。その黄金期を彩ったのは、ミラクルズ、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、フォー・トップス、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5といったスターたち。ダンスやエチケットも含め徹底した管理体制を敷き、全米No.1ヒットを連発していく様は、かつてゴーディが働いていた自動車工場の組み立てラインをヒントにしていた。特にクオリティ・コントロールと呼ばれた品質管理会議は、ソングライターやプロデューサーたちの競争心を煽り、ブランドに磨きをかけていく。
一方で苦難にも直面した。人種差別や暴動、作家の離脱。それでも、人種や性別に分け隔てのない社風同様、モータウンの音楽には分断した社会をひとつにする力があった。やがて反戦などの社会的メッセージを含んだ革新的な楽曲も登場。キング牧師とも親交を深めたレーベルには、後にネルソン・マンデラやオバマ元大統領も敬意を表すことになる。
『メイキング・オブ・モータウン』は、映画ビジネスに参入すべくLAに本社を移すまでの歴史や名曲誕生秘話を、創設者のゴーディが親友にして戦友のスモーキー・ロビンソンと旧交を温めながら説き明かしていくドキュメンタリー。関係者や著名人の回想や証言も交えた貴重なエピソードの数々。これは引退を表明したゴーディが初めて語る創業一代記であり、20世紀に最も影響力を持った独立レーベルの正史である。
スタジオの音が聴こえる
高橋健太郎 (著)
DU BOOKS 2015発行
なぜ70年代のレコードは音がいいのか。
サウンド・プロダクションの重要性が増した現在でも、DAW上で参照されているのは、60~70年代の機材を使ったエンジニアリング・テクニックであることが多い。
本書に取り上げたインディペンデント・スタジオで起った出来事がいまだ影響を与えているのだ。
音楽ジャンルさえ生んでしまった、インディペンデント・スタジオの機材、エンジニアなどに注目し、「あのサウンド」の生まれた背景、手法に迫る。
プロエンジニアでもある音楽評論家、高橋健太郎が、名盤のサウンドの秘密を解説した、オーディオファンも必携の1冊。
スタジオの音が聴こえる
高橋健太郎 (著)
DU BOOKS 2015発行
なぜ70年代のレコードは音がいいのか。
サウンド・プロダクションの重要性が増した現在でも、DAW上で参照されているのは、60~70年代の機材を使ったエンジニアリング・テクニックであることが多い。
本書に取り上げたインディペンデント・スタジオで起った出来事がいまだ影響を与えているのだ。
音楽ジャンルさえ生んでしまった、インディペンデント・スタジオの機材、エンジニアなどに注目し、「あのサウンド」の生まれた背景、手法に迫る。
プロエンジニアでもある音楽評論家、高橋健太郎が、名盤のサウンドの秘密を解説した、オーディオファンも必携の1冊。
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