只今の映画

ブータン 山の教室

上映日程
9月23日(木)〜10月8日(金)再上映決定!
毎週/ 月火水 /休館いたします。
▼スケジュールはこちら

2021年4月 公開
2019年製作/110分/G/ブータン
原題:Lunana: A Yak in the Classroom
(C))2019 ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト


◆◆◆STORY◆◆◆

 現代のブータン。教師のウゲン(シェラップ・ドルジ)は、歌手になりオーストラリアに行くことを密かに夢見ている。だがある日、上司から呼び出され、標高4,800メートルの地に位置するルナナの学校に赴任するよう告げられる。一週間以上かけ、険しい山道を登り村に到着したウゲンは、電気も通っていない村で、現代的な暮らしから完全に切り離されたことを痛感する。学校には、黒板もなければノートもない。そんな状況でも、村の人々は新しい先生となる彼を温かく迎えてくれた。ある子どもは、「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になることが夢」と口にする。すぐにでもルナナを離れ、街の空気に触れたいと考えていたウゲンだったが、キラキラと輝く子どもたちの瞳、そして荘厳な自然とともにたくましく生きる姿を見て、少しずつ自分のなかの“変化”を感じるようになる。



◆◆◆店主のコラム◆◆◆

私たちは、いったいどこへ向かうのか。この社会情勢が向かう先に、どのような変化を選択しなければならないのか。そんな問いが、頭の中をよぎった。
標高4,800メートルの地にある、ブータン北部の村《ルナナ》。舞台となったこの村で実際に暮らす子どもたちがキャストに起用された。そこにはお芝居を超え、日に焼けた肌の色、目の奥の力強さが、観るものに訴えかける。美しい山々の代わりに、ビルがそびえ立つ街並みを求める若者の姿に、あらゆる人々を、そして自分を重ねてみる。広大な美しい大自然を余所目に、私たちは何を大切にすべきなのか…。しかし、現代社会を激しく批判するでもなく、都会を夢見る若者を咎めるわけでもなく、この映画は静かに、そして美しく、私たちに問いかけるのだ。

ブータン、これでいいのだ

著者 御手洗瑞子
発行 2012年
クリーニングに出したセーターの袖は千切れているし、給湯器は壊れてお湯が噴出するし、仕事はまったく思い通りに運ばない。「幸せの国」と言われるブータンだけど、現実には社会問題も山積みです。それでも彼らは、「これでいいのだ」と図太くかまえ、胸を張って笑っている――初代首相フェローとしてブータン政府に勤務した著者が、日本人にも伝えたい彼らの“幸せ力”とは。

TRAILER

ブータン、これでいいのだ

著者 御手洗瑞子
発行 2012年
クリーニングに出したセーターの袖は千切れているし、給湯器は壊れてお湯が噴出するし、仕事はまったく思い通りに運ばない。「幸せの国」と言われるブータンだけど、現実には社会問題も山積みです。それでも彼らは、「これでいいのだ」と図太くかまえ、胸を張って笑っている――初代首相フェローとしてブータン政府に勤務した著者が、日本人にも伝えたい彼らの“幸せ力”とは。

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