2022.06.19
2022年 公開
2022年製作/105分/HD/日本語
監督/津村和比古
協力/NPO法人さんわーくかぐや
公式サイト
藤沢市善行にある「さんわーくかぐや」をご存知だろうか?
障がいのある人たちが通所する、日中一時支援の福祉施設だ。小田急線善行駅から徒歩10分足らず、住宅街に囲まれた一角に、竹林と緑豊かなお庭、そして活動の場所のアトリエと作業棟がある。そこでは、絵を描く人、黙々と農作業をする人、大工仕事を手伝う人、そのまわりを行ったり来たりする人、そして踊る人…「さんわーくかぐや」には、色んな人が集う。そんなかぐやの“くらし”が、映画になった。
かぐやの日常は、農作業と創作活動が中心。社会に馴染めなかったり、生きづらさを感じている人たちの個性が寄り添う。かぐやの日々には、笑いあり、涙あり、
餅つきあり、ダンスあり…とにかくよく動き、よく笑う。そんなありのままの彼らを、映画は優しく映し出す。
映画では、どの人が通所メンバーで、どの人がボランティアなのかわからないほど、垣根が無く、皆がフラットに接していた。ある人は両腕を広げて、ある人は恥ずかしそうに、誰をも歓迎してくれているのがわかる。障がいがあっても無くても、どんな人でも受け入れてくれる安心感がスクリーンいっぱいに広がっていた。地域にこうした場があることを誇りに思う。
多くの人たちに届けたい、じーんわりと、温かい気持ちになれる映画だ。
2022.07.15
\満席になりました/
インディーズシネマ(自主制作映画)とは、インディーズフィルム、インディペンデント映画、等と同義で大手映画製作会社の商業映画ではなく、小規模、低予算で作られた作品のことをいいます。昨今、低予算映画のヒットや、全編iphoneで撮影される映画が出てくるなど、劇映画からドキュメンタリーまで、世界中でインディーズシネマの多様性と可能性が拡がっています。
シネコヤでは、自主映画制作者、映画館、映画関係者と目指す人たちをつなぐイベント《インディーズシネマ・リンク》を開催していきます。
第一回目は、アメリカのインディーズ作品の現場を渡り歩き、アメリカ・日本で自主映画制作を精力的に行う藤沢市出身の藤本東子さん の他、プロデューサー髙橋理紗さん、俳優 田村祐貴さん、3名のインディーズシネマに携わるゲストによるトーク&交流会。「自主映画制作をしている」「これから映画制作に関わりたい!」など映画・映像制作者を目指す人たちのためのイベントです。
◆日時:8/13(土)18:00~20:30
◆タイムスケジュール:
18:00〜 open
18:30〜 上映
『紡ぐ』(12分)
『Emily』(14分)
『おくさま』(26分)
19:30〜 トーク(30分)
20:00〜 交流会(30分)
20:30 終了
◆トークゲスト
・藤本東子(ふじもと はるこ)
『おくさま』『Emily』監督
神奈川県藤沢市出身。2003年渡米。イリノイ工科大学建築学科卒業。これまで東京とニューヨークにて、自主制作の短編映画を6本脚本・監督。「Emily」(2020年制作)が New York Lift-Off Online Film Festivalに選出。
・ 髙橋理紗(たかはし りさ)
亀山ショートフィルム『紡ぐ』(2021/高明監督、主演・プロデューサー)
代表作『FOUJITA』(2015/小栗康平監督、出演) 『Tokyo Dreams, a little violence』(2018/短編、主演・協力プロデューサー)
『アライブフーン』(2022/6/10公開/下山天監督、アシスタントプロデューサー)『TOKYO VICE』(2022/マイケルマン監督、出演)『スパイスより愛を込めて』(2023公開予定/瀬木直貴監督、アシスタントプロデューサー)他
・田村祐貴(たむら ゆうき)
『おくさま』出演
Theatre of Arts演劇学校(ロサンゼルス)卒業。ロサンゼルスとトロントで映画・CM・舞台を中心に役者として活動後、2017年に帰国。海外映画祭受賞作品などにも多数出演する。
◆上映作品:
『おくさま』(2022年/26分)監督:藤本東子
1920年代の東京。若く裕福な長谷川夫婦と、その家に奉公する若い女中カヨ。歳も近い長谷川妻の贅沢な暮らしぶりに、憧れと若干の嫉妬を感じるカヨだったが・・・。立場の違う二人を通して、大正時代の女性の生き方を考察した作品です。
『Emily』(2021年/14分)監督:藤本東子
ニューヨークに越してきたばかりのエミリー。夫以外に知り合いのいない都会の街にまだ慣れることができない。そんなある日、突然夫と連絡が取れなくなり・・・。新しい地での不安や、自分で行動する大切さを描いた作品です。
『紡ぐ』(2021年/12分)
監督:高明/出演・プロデューサー 髙橋理紗
2021年に亀山市を舞台にした12分の短編映画です。物語は結婚後の新天地の生活に不安を抱く主人公あやめが、婚約者の周囲の人々や文化に触れ、思いを紡ぐ大切さを知る短編で、36年間続いた亀山市の『テレフォン童話サービス』を題材にしています。
◆料金:
一般・大学生 1500円
高校生 1000円
◆予約:
シネコヤ 0466-33-5393
2022.07.05
バイオリニスト Yeonsun(ヨンスン)を中心とした、インストゥルメンタルバンド《felice Note-フェリーチェノート》。日本のみならず、イタリア、韓国等世界に活躍の幅を広げる Yeonsun の伸びやかなバイオリンの音色は、オーディエンスを上質で極上な時空へと導いてくれます。
今回は、ピアニスト 宇戸 トシヒデ・ギタリスト 嘉多山信の3人からなる「trio felice(トリオフェリーチェ)」。その他、クリスタルハープ、アコーディオン、ティンホイッスルなど多様な楽器の音色もお届けいたします。
シネコヤに合わせた「映画音楽」も選曲に入れていただきました。
客席数を17席に限定。しっかりと音楽を味わう、ミニコンサートです。
いつもとはひと味ちがう、シアターコンサートをお楽しみください。
Yeonsun
(ヨンスン)
武蔵野音楽大学(器楽学科・violin専攻)卒業後、アンサンブル.エレを結成。
様々なユニットでのアンサンブル、ソロでの演奏活動を行う。又 オーケストラメンバーとして日本フィルハーモニー他 都内オーケストラ劇団四季 等で演奏。
ニューヨーク カーネギーホールや イタリア 韓国等 各都市での演奏会にオーケストラメンバーとして参加。
クラッシックのみならず 多様なジャンルでのコンサート 、レコーディングに参加。現在 クラック、ボサノバやオリジナル等をレパートリーとする自身のユニット〈felice Note 〉にて各地で演奏活動 を行うと共に後進の指導にも精力的にあたる。
宇戸 トシヒデ
(ウト トシヒデ)
ピアノ・キーボード・アコーディオン・ティンホイッスル・作編曲 etc
20代前半にカントリーバンドにキーボーディストとして参加。 以降、主にフォーク・ロック・ポップス系アーティストのライブ・ コンサート・レコーディング・セッションワークで活動。
2005年 オリジナル1stソロアルバム「いくつかの風景」リリース。 2020年 オリジナル2ndソロアルバム「ムカフサキノ宙へ」リリース。
NHK BS プレミアム「世界の名峰・グレートサミッツ」「日本百名山」 「地球!アドベンチャー」に楽曲を提供。 2019年「黒坂黒太郎とコカリナ・アンサンブル コンサート」の ピアニストとして NYカーネギーホール に出演。
主な、ライブ・コンサート・レコーディング等 参加アーティスト・・・ ・Le Couple・藤田恵美・マイク眞木・ビリーバンバン・木の実ナナ ・西崎 緑・桑江知子・木山裕策・松田ari幸一・クラフト・関島秀樹 ・速水清司・西岡たかし・坂本真綾・普天間かおり・黒坂黒太郎・チャーリ ーマッコイ・・・etc
嘉多山信
(カタヤマ マコト)
「THE RED」のギタリストとしてキティ・レコードよりデビュー。90年代諸島にバンド解散後、フリーのギタリストとして、ツアー、レコーディングを中心に各方面で活躍中。共演アーティスト:普天間かおり、坂本真綾、川村隆一、小柳ゆき、元ちとせ、杏子、宗次郎、松山千春、絢香、ピカソ、CooRie、ジャーパンファン…その他多数ドレミ音楽出版より「アコースティックギター入門」発売中。
2007年、バイオリン阿部美緒、チェロ橋本歩と共に、インストユニット「air plants」でナゴミックスレコードよりCDを発表。
2022.07.16
◆Profire
松井至 | 監督・企画・撮影
1984年生まれ。「聴きとりづらい声を聴くこと」をモットーにドキュメンタリーを制作。当事者の横に立ち、共に変化しながら世界観をかたちづくる制作を行う。
コロナ禍の東京を映した『東京リトルネロ』で貧困ジャーナリスト賞・ギャラクシー賞(奨励賞)ATP賞(奨励賞)TOKYODOCS 優秀企画賞。
リトルネロフィルムズ合同会社代表。
コロナ禍をきっかけに、行動を促すメディア<ドキュミーム>を立ち上げる。
無名の人たちが知られざる物語を語る映像祭<ドキュメメント>を主催。
◆開催日時:
7月24日(日)7/24(日)12:35〜上映終了後
※予約優先となります。人数制限がございますので、ご予約ください。(シネコヤ 0466-33-5393)
※当日は、必ずマスクの着用をお願いいたします。(マスク着用の無い方は、お断りする場合がございます)
※シネコヤの会員割引はご利用いただけません。
※全国共通特別鑑賞券はご利用いただけません。
2022.06.23
シネコヤのトイレの床材。かわいいレトロなやつがいいなぁ〜なんて思っていて現行品で探していたのですが、なかなか理想的なものに出会えない…。そんな中、昭和の在庫品を掘り出していただき、とても素敵な昭和のクッションフロアが!というわけで、デコハチの床とシネコヤのトイレの床がオソロになったコラボレーション!