【シネコヤからのお知らせ】

2017年10月28日(土)

モーニングセットはじめました

今月の本

毎月おすすめの本をより深く味わっていただくため
テーマに合わせて本に関連する映画や音楽をレコメンドしています。

11/25(土)〜12/8(金)「初恋のまなざし」

つぶらな瞳

2004年|てらいんく|グエンニャットアィン (著)

ベトナム北部の農村、ドードー村で小学校から幼馴染として育った ハー・ランと私。 つぶらな瞳と呼ぶことになる彼女と私は、教室でも放課後も一緒。でも中学校に進学してからは席も離れ離れに… 都会に憧れる女と、そんな彼女にひたすら思いを寄せる男。

黄色い目の魚

2005年|新潮社|佐藤 多佳子(著)

海辺の高校で同級生として出会った2人。 周囲と解け合わずイラストレーターの叔父だけに心を許している村田みのり。 絵を描くのが好きな木島悟。 友情でもなく恋愛でもない、名付けようのない強く真っ直ぐな想いが2人の間に生まれる。 もどかしく切ない青春小説。

うさぎパン

2011年|幻冬舎|瀧羽 麻子

高校一年生の優子と、彼女をとりまく人々とのほっこりした日常を描く和み系の物語。 色々な人達との出会いにより、少しづつ世界を広げてゆく優子。 優子の心の変化や成長の描かれ方が緩やかで優しい。 初々しい恋にとにかく微笑ましい作品。

初恋―島崎藤村詩集

1991年|集英社|島崎 藤村(著)

詩集『若菜集』に収められている代表的な詩、初恋。 島崎藤村がかいた、あまりにも有名な詩だけれど改めて読んでみると、いわゆる初恋と聞いて思い描くイメージとは少し違う気がする。ピュアな想いの中に色気を感じるのは、私だけではないはず。

関連映画

草原に黄色い花を見つける

初恋はこんなにも美しいものか。初恋の淡い気持ちは瞳の奥に記憶に隠されているのかもしれない…そんなことを感じさせるほど純粋な眼差しが印象的です。ティウエが好きな女の子、ムーンを目で追う描写がとにかく美しい。校庭で遊んで笑っている表情を追う視線、帰り道の別れ際に去っていく後ろ姿を見つめる眼差し、その一つ一つが懐かしいような、くすぐったいような。初めて好きになったひとを思い出してしまいます。
小さな初恋のあの頃を重ねて…「視線」が物語る、美しい映画です。

青いパパイヤの香り

ある資産家の家に10歳の少女ムイが奉公人としてやって来た。その家には優しい女主人と放浪を繰り返す旦那、息子たち、そして二階にこもりっきりのお婆さんがいた。ムイは一家の雑事を懸命にこなしていく。ある日長男が連れてきた友人クェンに恋心を抱く…。
 1990年代ミニシアターブームの当時、話題となり大ヒットしたベトナム映画。ドキュメンタリー出身のトラン・アン・ユン監督が描く、少女の瑞々しい描写が印象的。草花、虫、自然が少女の視点で美しく描かれ、その眼差しが脳裏に焼きつきます。

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