【シネコヤからのお知らせ】

2017年10月28日(土)

モーニングセットはじめました

今月の本

毎月おすすめの本をより深く味わっていただくため
テーマに合わせて本に関連する映画や音楽をレコメンドしています。

11/11(土)〜11/24(金)「少女の成長」

世界女の子白書

2013|木楽舎|電通ギャルラボ (著)

日本で生きていると当たり前に思えることが、世界ではまったく違う状況だったりする。
これからを生きる日本の女の子にとって、自分自身についても考えるヒントになり、また未来に向けての一歩になるのでは!
学校では教えてくれない世界の女の子の真実。

because I am a girl—わたしは女の子だから

2012年|英治出版|ジョアン・ハリス (著)他

国際NGO「プラン」の活動地域を、世界的に著名な7人の作家が訪れて、レポートや小説としてまとめた短編集。決してワクワクする内容ではないから強くすすめられないけれど、まずは「知る」こと。そこから何か変わることがあるのかもしれない。
翻訳をした作家の角田光代さんの「私が頭でごちゃごちゃ考えてる場合じゃないと思った」という一言が刺さった。

翔ぶ少女

2014|ポプラ社|原田マハ(著)

舞台は1995年におきた阪神淡路大震災から始まる。
主人公は震災により両親を失った丹華(ニケ)。ニケは、兄のイッキ、妹のサンクと共に医師の佐元良是郎先生に助けられる。そんな少しづつ絆を育んでいく4人を、思いがけない出来事が待ち受けている…。ニケとは、ギリシア神話にでてくる背中に大きな羽を持つ勝利の女神の名前。ニケはその名にふさわしく翔びたてるの!?

西の魔女が死んだ

2001|新潮社|梨木 香歩 (著)

学校に行けなくなった中学生のマイは、ママのママこと‘西の魔女’のもとで過ごすことになる。大好きな祖母から、魔女の手ほどきを受けるのだが、その修行の中身とは「何でも自分で決める」ということ。
期間にすると季節ひとつぶんだけど、マイにとってはとても凝縮された時間となる。
最期に西の魔女がマイに残した魔法とは…。

関連映画

ブランカとギター弾き

ひねくれた心が溶けるとき…そんな少女の物語を集めました。この映画の主人公ブランカは、母親に捨てられ、ひとりぼっちの女の子。自分で生きていくしかなくて、スリをして生活をしている。一匹狼で勝ち気な性格だけど、こっそり泣いて過ごす日々。そんなある日、盲目のギター弾きに出会い、やっと見つけた心の落ち着ける場所。初めて感じた「愛情」にブランカが辿りついた答えは…。天に届くような透き通る声が印象的です。

鏡は嘘をつかない

様々な少女事情を綴った4冊から、日本ではあまり知られていない文化の中で暮らす少女の物語もあります。インドネシアの小さな島の海辺で暮らすバジョ族の少女パキス。漁に出たまま帰ってこない父親を待ち続け、古くから言い伝えられる「鏡」に毎日祈っている。そんな娘の姿に苛立ちと不安を抱える母親は、パキスと向き合うことができないでいる。そんな中、イルカの研究をする青年が村にやってきて…。
ラストに描かれる少女の成長した姿と、美しい海の風景に魅了される一作です。

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