2020年製作/119分/G/日本
2020年6月公開
(C)ネツゲン
公式サイト
衆議院議員・小川淳也(当選5期)、49歳。
2019年の国会で統計不正を質し、SNSで「統計王子」「こんな政治家がいたのか」と注目を集めた。
彼と初めて出会ったのは、2003年10月10日、衆議院解散の日。
当時32歳、民主党から初出馬する小川にカメラを向けた。「国民のためという思いなら誰にも負けない自信がある」と真っすぐに語る無私な姿勢に惹かれ、事あるごとに撮影をするようになる。地盤・看板・カバンなしで始めた選挙戦。
2005年に初当選し、2009年に政権交代を果たすと「日本の政治は変わります。自分たちが変えます」と小川は目を輝かせた。
現在『news23』のキャスターを務める星浩や、安倍政権寄りと評される政治ジャーナリスト・田﨑史郎ら、リベラル・保守双方の論客から“見どころのある若手政治家”と期待されていた。
しかし・・・
いくら気高い政治思想があっても党利党益に貢献しないと出世できず、選挙区当選でなければ発言権も弱い。小川の地元である香川1区の対抗馬は、自民党の平井卓也 。平井は地元有力メディアである四国新聞や西日本放送のオーナー一族で、強固な地盤を持つ。
そのため、小川は惜敗しては敗者復活の比例当選を繰り返してきた。権力への欲望が足りず、家族も「政治家には向いていないのでは」と本音を漏らす。
2012年から安倍政権が始まると、我慢の時期が続く。そして、2017年の総選挙では、希望の党への合流を決断した前原誠司の最側近として翻弄されていく。小池百合子代表への不信感から無所属での出馬を最後まで検討するが、前原や地元の盟友・玉木雄一郎への仁義というジレンマの中、苦悩は益々深まっていく。
背水の陣の選挙戦に小川はどのように挑んでいったのか。
17年間、小川を見続けた監督・大島新(神奈川県藤沢市出身)の目に映ったのは日本政治の希望か絶望か。
小川を通して日本の未来を問いかけていく。
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