2018年製作/97分/オーストリア
2020年3月 公開
原題:The Green Lie
(C)ce&a film
公式サイト
スーパーで見かける「環境に優しい」商品。
買うだけでオランウータン、海、そして熱帯雨林まで救えるというが本当だろうか?
商品を買うと世界を救えるは本当?
確かめるため監督自身が世界一周調査の旅へ出る。
確かに「お買い物は投票」というように一人ひとりの消費行動は企業に影響を与える力がある。でも、本当に正しく消費するだけで世界を救えるのだろうか?ヴェルナー・ブーテ監督は、グリーンウォッシングの専門家カトリン・ハートマンとスーパーを訪れ、カップスープ、ピザやドレッシングなど多くの既製品に「持続可能な」と表示のあるパーム油が使われていることを知る。「持続可能なパーム油なんてない」と主張するカトリンに驚き、実態が知りたくなった監督は世界一周航空券を買い、ハートマンと一緒に旅に出た。
2人がまず向かったのは、パーム油の生産量世界一のインドネシアだ。現地の活動家の案内で、数日前まで熱帯雨林だったがパーム油農園を拡大するため企業により不法に焼き尽くされた土地を訪れると、監督はその痛ましい惨状を見て絶句する。
どうしても普段の買い物と、森林破壊が結びつかない。
どうすれば環境破壊をせずに済むのか?買わないことなのか、正しい消費の選択をすることなのか? 2人はブラジル、ドイツ、米国を巡って、様々な業界の実態を調べていく。そして著名な学者ノーム・チョムスキーなどに解決方法を聞きに行く。持続可能な未来のために、私たち一人ひとりがどう行動するべきか問うドキュメンタリー。
フェアトレードのおかしな真実
コナー・ウッドマン (著), 松本 裕 (翻訳)
英治出版 2013年発行
身近にあふれる「人と地球にやさしい」は
本当に世界を良くするのだろうか?
中国の組み立て工場(主な製品はiPhoneやiPadなど)、
本当の意味を成していない認証ラベル(環境保全やフェアトレードなど)、
死と隣合わせのコンゴの鉱山(その鉱石は私たちのPCやスマートフォンの中にある)……
「このコーヒーを飲めば、アフリカの貧しい人が救えます」
「このアクセサリーを買えば、恵まれない子どもたちが学校に通えます」
……信じてもいいのだろうか?
複雑で、簡単には見きれないサプライチェーンに疑問を抱き
世界一周の旅に出たジャーナリストが直面した
誰も知らない驚きの真実。
----------------------------------------------------------------------
私は、本当にこうした農家の暮らしを改善しているのだろうか?
彼らは本当に有利な取引ができているのだろうか?
特定のコーヒーを買うことでだれかの暮らしを改善することなど、
そもそも可能なのだろうか?
再びロゴのことを考え、あのキャッチコピーはひょっとすると
「第三世界の生産者にとって、より有利な取引にしようと試みている」
と言ったほうが正確なのではと思った。
そして、何かが成されているという事実に、
いいことをしたような気になっている自分にも気付いた。
――「はじめに」より
フェアトレードのおかしな真実
コナー・ウッドマン (著), 松本 裕 (翻訳)
英治出版 2013年発行
身近にあふれる「人と地球にやさしい」は
本当に世界を良くするのだろうか?
中国の組み立て工場(主な製品はiPhoneやiPadなど)、
本当の意味を成していない認証ラベル(環境保全やフェアトレードなど)、
死と隣合わせのコンゴの鉱山(その鉱石は私たちのPCやスマートフォンの中にある)……
「このコーヒーを飲めば、アフリカの貧しい人が救えます」
「このアクセサリーを買えば、恵まれない子どもたちが学校に通えます」
……信じてもいいのだろうか?
複雑で、簡単には見きれないサプライチェーンに疑問を抱き
世界一周の旅に出たジャーナリストが直面した
誰も知らない驚きの真実。
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私は、本当にこうした農家の暮らしを改善しているのだろうか?
彼らは本当に有利な取引ができているのだろうか?
特定のコーヒーを買うことでだれかの暮らしを改善することなど、
そもそも可能なのだろうか?
再びロゴのことを考え、あのキャッチコピーはひょっとすると
「第三世界の生産者にとって、より有利な取引にしようと試みている」
と言ったほうが正確なのではと思った。
そして、何かが成されているという事実に、
いいことをしたような気になっている自分にも気付いた。
――「はじめに」より
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