2019年製作/101分/G/カナダ・アメリカ合作
2020年10月 公開
原題:Once Were Brothers: Robbie Robertson and the Band
(C)Robbie Documentary Productions Inc. 2019
ザ・バンドの中心メンバー、ロビー・ロバートソンが語る
伝説のバンドの誕生と栄光、そして、解散。
2016年、ザ・バンドの中心メンバーだったロビー・ロバートソンがその人生を振り返った「ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春」(日本ではDU BOOKS刊)を出版した。そして、本の出版から3年後に待望の映画化が実現。
『ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった』は19年のトロント映画祭で大きな拍手を持って迎えられた。本では軽快な筆致を見せていたロバートソンが、今度は自身の声で過去のさまざまな出来事を振り返る。カナダのモホークの族居留地で過ごした少年時代。10代の時に音楽の道を志す決意をして、ロカビリー歌手、ロニー・ホーキンスのバンド、ホークスに加入する。そして、60年代半ばのボブ・ディランのバックバンドとしてのツアーの思い出。68年のアルバム・デビュー後に得た名声。やがてバンド内に不穏な空気が流れ始め、5人はそれぞれの道を選択する。音楽界に大きな影響を与え、今も人々の記憶に深く刻み込まれている“唯一無二”のバンド。彼らの誕生と栄光、伝説の「ラスト・ワルツ」の解散コンサートまで、その数奇な軌跡をロバートソンが自らの言葉で語りつくす。
今回で製作総指揮を担当しているのが、ザ・バンドの解散コンサートとらえた傑作『ラスト・ワルツ』のマーティン・スコセッシ監督。彼はコメンテイターとしても出演している。ロックに深い見識を持つ彼は原作となった自伝を「追憶と驚異の書」と呼び、絶賛している。映画には『ラスト・ワルツ』の映像もドラマティックに登場し、バンド解散前の危うい状況が見る人の胸を打つ。監督はカナダのドキュメンタリー畑の出身で、製作時に26歳だったダニエル・ロアー。彼は両親の影響でザ・バンドの音楽に興味を持ち、10代の時に『ラスト・ワルツ』に出会って、彼らのミュージシャン魂にほれ込んだという。若い世代が撮ることで、映画に新鮮で、みずみずしい感覚が生まれている。
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