10月の本「本城美智子さんの本」

2021.10.06

●「十六歳のマリンブルー」 集英社|1987 年

●「彼と彼女の百の微罪」集英社|1988年

●「夢境の花」集英社|1991 年

今月の映画コラムでも取り上げました、「十六歳のマリンブルー」。この本が好きで、いつかシネコ ヤで紹介する機会があればな…と常々思っていました。この作者、本城美智子さんは藤沢出身です。 「十六歳のマリンブルー」は江の島が舞台のため、その情景がありありと思い描くことができて親し みを感じます。とりわけ破天荒な少女が魅力的で、湘南の明るさと、少しアンニュイな雰囲気がま た良い感じ。小説の台詞に「」(鉤括弧)がなく、文章の中に流れるように登場人物の言葉が入って います。すべての作品に共通するこの手法は、本城美智子さんの世界を味わうポイントの一つです。 シネコヤでは、今回この3冊を入荷しました。ぜひ本城ワールドを楽しんでみてください。

”かながわ映画部(仮)”連携企画!!『であること』

2021.09.12

たくさんのご参加ありがとうございました!

神奈川県内のミニシアターや上映イベント企画団体の集まりである神奈川映画部(仮称)が立ち上がりました。これまで独立して活動してきたそれぞれの団体が連携した企画を組んだり、情報を共有してゆくことを目的としています。最初の試みとしてLGBTをテーマにした映画「であること」の上映&トークを同時開催する企画を行う運びとなりました。今回の企画は、ジャック&ベティ、シネマリン、シネマアミーゴ、シネコヤの4館。トークはCINEMA AMIGOで行い他の劇場ではリアルタイム配信でトークを共有しました。

《シネコヤ会場の様子》

 


\開催決定/

”かながわ映画部(仮)”連携企画

『であること』
2日間限定上映!


◆開催日時:

*10/9(土)17:20~18:54頃(上映)、19:00~20:00(トーク)

参加劇場
シネマアミーゴ(リアル会場)
シネマリン・シネコヤ(オンライン会場)

ゲスト:
セクシーDAVINCIさん(出演者)
和田萌監督、西山ももこ(プロデューサー)

 

*10/10(日)17:20~18:54頃(上映)、19:00~20:00(トーク)

参加劇場:
シネマアミーゴ(リアル会場)
ジャック&ベティ・シネコヤ(オンライン会場)

ゲスト:
小源寺 亮太(ポールダンサー)
和田萌監督、西山ももこ(プロデューサー)


◆”かながわ映画部とは?”

神奈川県内のミニシアターや上映イベント企画団体の集まりであるかながわ映画部(仮)。立ち上がったばかりのこの団体の連携企画第一弾として「であること」の同時上映&トークをオンラインで繋いだ企画を開催します。今回の企画には県内の4劇場が参加。インディペンデントな映画カルチャーを盛り上げていくための新たな試みに是非ご参加ください。


★★★ご注意★★★

※ご予約は、各会場でお申し込みください。
※シネコヤでのトークイベントは、オンラインとなります。
※オンライントークショーのみのご参加はいただけません。
招待券・ファンクラブ、メンバーズ会員割引はご利用いただけません。
※予約優先となります。人数制限がございますので、ご予約ください。(シネコヤ 0466-33-5393)
※当日は、必ずマスクの着用をお願いいたします。(マスク着用の無い方は、お断りする場合がございます)

 

 

 

9月の本「ドキュメンタリーの本」

2021.09.05

●「21 世紀を生きのびるためのドキュメンタリー映画カタログ」キネマ旬報社|2016 年

●「日本のテレビ・ドキュメンタリー」丹羽美之(著)|2020 年|東京大学出版会

●「ソーシャル・ドキュメンタリー」フィルムアート社|2012 年

近年ドキュメンタリーが豊富で面白い。ネット配信では、ドキュメンタリー専門の配信サイトができるほど、その出口は多様に広がっています。ドキュメンタリーを通して、世界のあらゆる情報、事情を知ることができ、社会問題・課題は切っても切り離せない関係。混沌とした社会を映し出すツールの一つとして、ドキュメンタリーは存在するのかもしれません。シネコヤでも様々なドキュメンタリーを上映していますので、ご注目ください!

8月の本『世界の映画館』『世界の美しい書店』『東京ノスタルジック喫茶店

2021.08.26

 

7 月末に発売された雑誌「散歩の達人」に、“本のある空間” をテーマ に掲載いただきました。取材時に、オススメの本を2~3冊選んでく ださい、と言われて…この3冊に決めました。これは、「シネコヤが参 考にした本」です。ノスタルジックで、ちょっと特別な空間。“映画と 本とパン” というシネコヤのコンセプトは、この本たちから生まれた といっても良いでしょう。空間づくりの参考にときどきパラパラとめ くっています。店内に展示してますので、ぜひ読んでみてください。

3/27(土)「屏風と映画」短編作品 特別上映

2021.03.10

 \開催決定/

「升本尚希」制作短編作品 特別上映

シネコヤファンクラブ会報誌「月刊シネコヤ」に毎月連載のコラム「屏風と映画」を執筆している、升本尚希さん(湘南工科大学中尾研究室)による短編作品を上映します。映画と古典芸術を掛け合わせて独特な視点で考察される、升本尚希さんの世界観。
これからを担う若手映像作家の作品をお楽しみください。

●日時:327日(土)1900~20:10ごろ

●会場:シネコヤ

●定員:8名(要予約) 0466-33-5393

●料金:無料(ワンドリンク制)

19:00~上映

film.1:『Folds in the garden2021

屏風に描かれた風景のように、撮影された映像もまた、カメラワークや画像処理によって折りたたまれ、開かれる。その中で、屏風と映画という形式の境目は曖昧となり、カメラは絵師の眼差しの代わりとなり、三渓園の風景を切り取っていく。Folds in the garden、三渓園、屏風映画。本作品は月刊シネコヤ連載『屏風と映画』の考察と共に制作された。

film.2:『Blank of Kamakura2020

俳句は、その「切れ」によって風景に余白を挿入し、時間と空間を脱臼させる。この短編は、「カメラ」によって鎌倉の風景の余白を切り出し、時間と空間を漂白する。Blank of Kamakura、鎌倉、俳句映画。ここでのサウンドは、俳句に少なからずインスパイアされたステファヌ・マラルメの『骰子一擲』の文字レイアウトを音響化した。

film.3:『Travelesque2019

浮世絵に描かれた江の島を巡るシネエッセイ。江ノ島を描いた浮世絵は、風景画としてのピクチャレスクの美学と、その誇張・歪曲表現にてグロテスクの美学を同時に併せ持っている。そして、それは現実と幻想が溶融する旅の美学、トラベレスクの美学と言えるのかもしれない。Travelesque、江ノ島、浮世絵映画。(藤沢市藤澤浮世絵館委託作品)

19:50~20:10 トークイベント

    升本尚希×シネコヤ店主 竹中翔子

    「これからの若手映像作家のゆくえ」

 

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