今月の本

長くつしたのピッピ

1978年|岩波少年文庫|アストリッド・リンドグレーン (著)

子どもの頃、ピッピに憧れていました。ひとりぼっちだけど、世界一強い女の子ピッピ。そのとびきりゆかいな世界観に惹き込まれます。となりの家に住むトミーとアンニカは、ごたごた荘でサルと一緒に自由気ままに暮らしているピッピがうらやましくて、わたしもまるでその物語のひとりになったような。
スウェーデンの作家、アストリッド・リンドグレーンは『やかまし村の子どもたち』『ロッタちゃん』など映画化された絵本も多く、世界中で親しまれています。スウェーデンの豊かな自然に囲まれた子どもたちの強くたくましく生きる姿がとても印象的です。

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