今月の本

モモ

1976年|岩波書店|ミヒャエル・エンデ(著)

町はずれの廃墟となった円形劇場に住む不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、不思議と幸せな気もちになっていきました。ところが灰色の男たちが街に現れ、人々の「時間」を奪いはじめ、街の中が不穏になっていきます。スピード、時短を求められる現代、自分にとって「時間」とは何かをもう一度考えたくなる一冊です。

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