1977年|角川文庫|寺山 修司(著)
寺山修司というフィルターを通して描かれる世界は、どうしてこんなにカッコイイんだろう。映画の名台詞、詩など、寺山修司の心に残る一節を紹介しています。 何の気なしに見逃してしまうような言葉でも、寺山修司の目に留まれば、名台詞になってしまうのだなぁ。彼の独特な文章のリズムは、こうして見逃された言葉たちから生まれているのかもしれないなぁ、なんて思うのです。